暗号資産詐欺とワイン2
先週の土曜日の出来事を記事にしましたが、その続きを。
今年の1月にワイン会に参加したことがきっかけで、毎日ワインのことばかり考えている。異業種交流会みたいな感じの雰囲気で、5000円~30000円のワイン20本飲み放題というこの企画。日ごろの憂鬱と孤独を、ワインの香りとともに吹き飛ばしてくれた。
趣味なし芳一。ここ数年の悩みであったが、筆頭株主としてワインが名乗りを上げてしまった。一生の趣味ランキングは以下のとおり。
1.ワイン
2.株式
3.まだない
ワインの魅力は、好きなもの同士が初対面でもワイワイ楽しく飲めるというところ。
そんな中、先週の土曜日にとあるワインショップに行ってきた。500円で4種類のワインの試飲&解説をしてくれるというこの神企画。この年になってここまで胸の高鳴りを味わえることになるとは。暗号資産詐欺を見抜いた後の高揚感のなか、さらにハイテンションに。
すべて赤。赤いベリーのような香りがーとかタンニンがーとか第2アロマがーとかの表現はまあ置いておいて、とにかくホッとする。店長の気取らない饒舌な解説、お客さん同士の交流などもあり、ワインの魅力をぎゅっと凝縮したような空間になった。
1本目。チリのピノノワール。ワインに飢えていたということもあり、香りを取った瞬間ハッとさせられる。飲まなくてもずっと嗅いでいたくなる香りに包まれ、ゆっくりと口に含む。
バーン!バコーン!!シュー……
おつまみも何もいらない。このワインと永遠に寄り添っていたくなる。でもはかなく散ってしまうこの軽さ。
右のシラーが人気でしたが、お肉と合わせるととてつもないポテンシャルを発揮しそう。
結局「その日の気分」でピノノワールをお買い上げ。暗号資産のあの人のようであった…。
しばらくこのお店に通ってみて、自分の気分にあったワインを探してみようと思う。